Fashion

ポインテッドトウの
ニューアイコン

この春夏シーズンは、足元のスタイルに大きな変化が訪れている。まず、シャープなポインテッドトウの復活。そして、スニーカーと並行して新たに登場したのがバレエシューズ。

 

これら2つのビッグトレンドを融合したのが、サルヴァトーレ フェラガモの「VIVA」だ。発表は2020年春夏シーズン。クリエイティブ・ディレクターを務めたポール・アンドリューが、1979年誕生の「VARA」に再解釈を加え、アップデートしたのだ。

VIVA

「VARA」から引き継いだリボンモチーフはオリジナルよりも大きめ、リボンはグログランから本体と同じ素材に変更、中央のロゴ入りプレートも本体と同色、全体を1色に統一した。コーディネートは現在のスニーカーと同様、つまりカジュアルからフォーマルまですべていける。ブランドアイコンを、クラシックビューティから現代的で軽快な印象へとダイナミックに発展させていた。

 

フェラガモのパンプスは、履き口のカットが絶妙だ。スロート部分の曲線が脚を細く見せ、アッパーの包み込みで踏み出しはスムーズ、足を疲れさせない。このカットが甲から脚へと続くラインをスマートに整え、優しい履き心地も叶えている。

「VIVA」はこの柔らかなラムナッパを中心にデニム、リネンキャンバスなど、素材も色も豊富に展開。ほかにプリントも。デザインはバレエシューズタイプ、スリングバック、ミュール、ラッフルタイプと多様。ヒールの高さはこの2㎝と5.5㎝の2種類。ヒールはティアドロップ型。足跡もユニークだ。

バレエシューズタイプ:イエロー・グリーン・サーモンピンク 各92,400 円、ブルー99,000 円、

スリングバック:ブラック・ホワイト各99,000 円(すべてヒール2㎝、税込)

写真・大志摩 徹 文・松尾千鶴子

SALVATORE FERRAGAMO

サルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン)

フリーダイヤル0120-202-170

*掲載情報は2021年6月号掲載時点のものです。

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