Gourmet

時を飲む。長期熟成
「古昔の美酒」

酒を飲む。この、大人にのみ許された愉悦は、単に酔いを目的とした行為ではない。グラスや猪口に注いだ一杯。香りを愛で、口に含み、味わいを余すところなく享受する。そして幾品かの酒肴との相性を堪能する。

一人酒もいいだろうし、気心の知れたお相手と差し向かいもよし、このご時世、大勢での酒席はママならないが、晴れてそういう機会を得れば、集った皆との時間と空間の共有を大いに楽しもう。

古昔の美酒 GOLD

写真の「古昔の美酒」は、日本酒を原則10年以上長期熟成させた稀少なもの。日本に約1400ある酒蔵の中でも、伝統的な長期熟成技術を有するところはごくわずかだが、その酒文化の継承と復刻を目的に立ち上がった「国産ヴィンテージ専門のプレミアムセレクトブランド」だ。掲載した銘柄は「フェミナリーズ世界ワインコンクール」日本酒部門で金賞に輝いた3 種。左から順に「1984 岩の井」、「2009 幻の瀧」、「2010 龍力」。

和洋中、合わせる料理は問わない。チョコレートやアイスクリームなどとも絶妙。時を慈しむように、ゆっくりと余韻に浸りたい。

「古昔の美酒」は、下記を含め、計36種類がラインアップ。鎌倉時代にはあったとされる熟成技術に光を当て、香りと味わいに優れたもののみを吟味厳選した。数量限定、シリアルナンバー付き。

「古昔の美酒 GOLD」375ml×3本、化粧箱入り、500セット限定発売、29,700円(税込)

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

INISHIE NO BISHU

匠創生

電話03-6832-7363

*掲載情報は2021年10月号掲載時点のものです。

Recommends

会員誌『SIGNATURE』電子ブック版 ライブラリ
会員誌『SIGNATURE』電子ブック版 ライブラリ

電子ブック閲覧方法はこちら