Gourmet

ハロウィンにマカロン
パッケージにも注目

そもそもはケルト人の祭りであったハロウィン。10月31日を秋の終わりと考え、それに伴って姿を現すとされていた魔女や精霊に仮装した子どもたちが、近所の家々を訪ねて回る。

唱える言葉は「トリック・オア・トリート(イタズラか、お菓子か)」。お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ、と迫るかわいらしい訪問者に、住人はニコニコしながら用意してあったスイーツを手渡す。

ディアボリックマン デリシュー

今年はこんなお菓子はいかがだろう。ピエール・エルメ・パリのマカロン10個詰め合わせ「ディアボリックマン デリシュー」。商品名を意訳すれば「やみつきになるほど悪魔的なおいしさ」。パンプキンのクリームが主役の「ジャルダン ドートンヌ」や、ピスタチオ風味の「アンフィニマン ピスターシュ」など豊かな味の精霊たちが美しく収まっている。

パッケージは、パリを拠点とするアーティスト、ジュリー・ステファン・チェンによる「uramado」とのコラボレーション。スマホのカメラを通じて、描かれた動物(自然界の精霊)との、遊び心に満ちた戯れも楽しめる。拡張現実と、真にリアルなおいしさの素晴らしい調和。

ピエール・エルメ・パリの「ディアボリックマンデリシュー」に入ったマカロンは6種10個。本文中に記したもの以外では、ローズ、ジャスミン、バニラ、スミレ、カシスとショコラ。それぞれのクリームの風味の違いを堪能できる。3,996円(税込)

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

PIERRE HERMÉ PARIS

ピエール・エルメ・パリ 青山

電話03-5485-7766

*掲載情報は2021年11月号掲載時点のものです。

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