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パールとダイヤモンドの
神秘的な浮遊感

柔らかな光を湛えた真円に限りなく近いパールが清々しく並ぶ。その優しい面持ちに漂う、気品と幸せの香気。なんとミニマルでモダン、清らかなデザインだろう。厳選素材と秀逸な技でジュエリーを創造するTASAKIのコレクションライン「バランス」の、今春の新作2点だ。

パールは色を含んだ光沢、「てり」が「命」だ。真珠の多層構造、干渉色、球体、表面の平滑性などで「てり」が決まる。TASAKIの誠実さが育て上げたこの「てり」のある上質パールと、ニューヨークを中心に活躍するデザイナー、T・パニクガル氏が出合い、2010年に誕生したのが、この「バランス」シリーズだ。

右:バランス ディヴァイン 左:バランス ステップ

写真左のネックレスは、身に着けても胸元でバーが平行になるようにチェーンが加工され、写真右のペンダントには、ダイヤモンドとチェーンの接触をソフトにする工夫が施されている。チェーンの平滑性も抜群で、随所にTASAKIの技と身に着ける人への配慮が光る。共に地金はホワイトゴールドで、あこや真珠が各5珠。宝飾の王道、パールとダイヤモンドの絶妙な〝合奏〞だ。神秘的な浮遊感が実にいい。

ペンダントトップまでの長さは、写真左が約45cm(内アジャスター5cm)、右が約50cm。

真珠の直径は左が7㎜、右が6.5㎜。

右:バランス ディヴァイン

ダイヤモンド パヴェ ペンダント 671,000円、

左:バランス ステップ

ダイヤモンド パヴェ ネックレス 825,000円(共に税込)

写真・大志摩 徹 文・大川邦之

TASAKI

TASAKI

フリーダイヤル0120-111-446

*掲載情報は2021年5月号掲載時点のものです。

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