Watch & Jewelry

驚異の精度と独創性
極薄ウォッチの品性と力

宇宙の深淵を思わせるピアジェ ブルー。10時位置の時分針はもとより2時、5時位置の輪列、8時位置のテンプなど随所に見える内部機構はさながら星雲のようだ。径41ミリ18Kピンクゴールドのケースが眩い。

ピアジェの「アルティプラノ アルティメートオートマティック」は、ケース厚4.3ミリ。ムーブメントをケースと一体化させた仕上げに、エレガンスの極みが感じられる。

ピアジェの極薄の時計製造の歴史は1874年に始まった。「常に必要以上によいものを」という創業者ジョルジュ・ピアジェの信念のもと、それは時計界の偉大な文化となり、常に上質なものを求めるアーティストやセレブの心を引き付けている。

薄さを確保するため、時計の動力源であるゼンマイを収めた香箱の受けを一か所に、ローターはムーブメント外周に、時分針はキャリバーの調速パーツより低い位置にセットし、1/10ミリの精度で見事に組み上げている。メゾン工房スタッフの技術、熱意の結晶が光輝を放つ。

ケース素材を貴金属にするなど、「ピアジェ ルック」と呼ばれる高級宝飾時計に仕上げる自社一貫生産技術が、このモデルの品性とパワーを語ってくれる。

自社製自動巻きムーブメント、パワーリザーブ約48時間、2気圧防水、アリゲーターストラップ

アルティプラノ アルティメート オートマティック 4,928,000円(税込)

  • ホワイトゴールドケースモデル(5,104,000円、税込)もあり。

写真・大志摩 徹 文・大川邦之

PIAGET

ピアジェ コンタクトセンター
フリーダイヤル0120-73-1874

*掲載情報は2023年12月号掲載時点のものです。

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