Gourmet

医師がたどり着いた
おいしい健康、牧草牛

食べることは健康の源。言葉を補うなら「身体によい食材を」の一節をその前に足すべきだろう。医師であり、日本機能性医学研究所所長の斎藤糧三氏は「良質のタンパク質を摂ることが健康状態の向上と維持に役立つ」という信念と研究から、4年前に日本初の牧草牛専門精肉店『Saito Farm』を立ち上げた。 

スペシャル牧草牛セット

牧草牛とは、豊かな自然環境の下で飼育され、牧草だけを食べて育った牛のこと。本来、草食である牛に穀物を飼料として与えて牛舎で脂肪を蓄えさせた穀物肥育牛に比べて、赤身が多く、鉄分は約3倍、オメガ3脂肪酸、亜鉛、共役リノール酸、ビタミン類などの栄養分もしっかりと溜め込んだ牛に成長する。

写真の「リブアイロール」は、日本の規格では「リブロース芯」と呼ばれる部位。リブロースの外側を半分近く取り除き、芯の部分のみを切り出した贅沢な牛肉となっている。『Saito Farm』が手がけるリブアイロールは牧草飼育の先進国ニュージーランド産。かの国の徹底した検疫により、BSEや口蹄疫の発症率ゼロであることも信頼の要素となる。牧草牛は、食べる健康の源。

紹介した「スペシャル牧草牛セット」は、リブアイロール(250g)4枚に、約1年もの期間をかけてゆっくりと水分を除いた特製塩『バッツの塩(別名「ゲランドの塩」)』が添えられている。肉の味わいが、いっそう引き立つ。

スペシャル牧草牛セット 15,600円(税込/オンライン限定商品)ご注文はこちらから。

saitofarm.jp

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

SAITO FARM

日本機能性医学研究所

電話03-6427-7654

*掲載情報は2021年12月号掲載時点のものです。

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