Gourmet

ブルターニュから神戸へ
ようこそメゾン・ルルー

フランス北西部、大西洋に突き出したブルターニュ地方の港町キブロン。国内外から観光に訪れた人たちのほとんどが立ち寄るといわれるお菓子屋さんが『メゾン・ルルー』。創業者アンリ・ルルーは、ブルターニュ伝統の特産品である有塩バターと、香ばしさと食感の妙を感じさせるナッツ類を使って、新しいキャラメルを生み出した。

それがC. B. S®(キャラメル・ブールサレ=塩バターキャラメル)。彼が考案したレシピと熟練の技で仕上げられた品は、キブロンからパリへ、フランス全土へ、そして世界各地の食通へと評判を広めて今日に至っている。

今年9月1日には『メゾン・ルルー 神戸店』をオープン。初の路面店であり、ティーサロンも併設。自然光もふんだんに採り込める明るい店内で、ルルーの味と世界観を心ゆくまで堪能できる。

写真は店内で販売しているキャラメルアソートとキャラメルタタン。8粒・4粒を収めた缶パッケージが彩りも豊かに並んでいる。もちろん1粒からの購入も可能。缶パッケージは中身を食べ終えた後も、小物入れなどに重宝しそう。

2階のティーサロン(10席)では、アイスクリームに温かいエスプレッソをかけて食べるアフォガート4種類も用意されている。創業者アンリ・ルルーから代を継いだ現在のシェフ、ダヴィッド・ヴェスマエル氏は、フランス国家最優秀職人の称号MOFを持つ。

キャラメルスタンダードアソート(缶) 8粒入り 2,430円
ブルターニュデザイン缶 キャラメルタタン、キャラメルオリジナルアソート、キャラメルフルーツアソート それぞれ4粒入り 各1,296円
(すべて税込)

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

MAISON LE ROUX

メゾン・ルルー 神戸店」
電話078-599-5922

*掲載情報は2023年11月号掲載時点のものです。

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