Gourmet

夏に涼風、芦屋から
果実とアートの贈り物

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

Photograph by Toru OSHIMA

Text by Masahiko SHINAGAWA

1969年、日本有数の高級住宅地として知られる兵庫県芦屋市に、一軒の喫茶店がオープンした。店名は『アンリ・シャルパンティエ』。

フランベによって立ち昇る青い炎が印象的な一品「クレープ・シュゼット」を提供し、市内の常連客をはじめ、近郊の街々からも客足が途絶えない人気店となった。

創業から56年が経った今も、良質の素材と丁寧な製法で数々のスイーツを生み出している。現在のパティスリーシェフは洋菓子世界大会で第1位に輝いた実績をもつ駒居崇宏氏。

その手になる、夏限定の定番ゼリー「テリーヌ・ドゥ・フリュイ」に新作が加わった。

パイン&みかん、グレープ&ピーチがその2品だ。これまでのラインナップ(アップル&イエローピーチ、ピーチ&アプリコット、ポワール&グレープ、オレンジ&グレープフルーツ)と合わせて計6種類が取り揃う。

それぞれ2つの果実の組み合わせになっていることから、香りのマリアージュ、酸味と甘味の好バランスが愉しめる。

今年の夏も暑いに違いないが、宝石のようなゼリーで口中に涼、心と体に潤いと歓びを。

芦屋からスタートし、今では国内93店舗・海外にも8店舗を構える。「テリーヌ・ドゥ・フリュイ」は、果実とアートが融合したかのような鮮やかな色合い、美しさ、涼感。全種類ノンアルコール仕立てで展開。夏のギフトとしても好適だ。8月末日までの販売(なくなり次第終了)。

テリーヌ・ドゥ・フリュイ 1個 540円
6個セット 3,240円(共に税込)
(※このほか、4個セット・9個セットもあり)

お問い合わせ

シュゼット
フリーダイヤル0120-917-215

*掲載情報は2025年7月号掲載時点のものです。

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