Fashion

ノンバイナリーに蘇った
アイコンバッグ

先シーズン以来、ホーボーバッグの人気が高まっている。その筆頭がグッチの「ジャッキー 1961」だ。シンプルなフォルムの中央に、ピストン クロージャーのハードなメタルディテールが力強く印象的に輝いている。オリジナルはあの「ジャッキー」バッグ。

1960~70年代のジェットセッターたちのライフスタイルを象徴するバッグとなり、その後何十年にもわたり進化しながら、ブランドの主要アイテムであり続けてきた。

ジャッキー 1961(ミディアムサイズ)

このブランドアイコンが再び注目を集めるきっかけとなったのが、2020年秋冬のメンズコレクション。アレッサンドロ・ミケーレが自身で所有するヴィンテージのジャッキー バッグを基に、新たな解釈を加えて再登場させたのだ。ストラップは長さの調節でハンドバッグからショルダーへ。そして、付属のベルトをジョイントさせれば、クロスボディとしても使える。かつてのジャッキーにも男性ファンは多かったが、新作はさらに年齢もスタイルも超えてコーディネート可能な仕様だ。

素材はレザーやGGスプリーム キャンバスなどの種類があり、ラージ、ミディアム、スモール、ミニの4サイズ展開。新たな個性を得たバッグが男性のスタイルをさらに自由に解放する。

ミディアムサイズのレザーはブラックとレッド、このレザーとGGスプリーム キャンバスに加え、バイソンなど、4つのサイズとも素材はさまざまに展開。色もバラエティ豊富。サイズと色の組み合わせで雰囲気はがらりと変わる。右は付属のストラップを繋げてクロスボディに。汎用性と実用性が、さらに高まったバッグへと進化した。

ジャッキー 1961(ミディアムサイズ)

右:308,000円(H25×W35.5×D4.5cm)、

左:275,000円(H24.5×W36.5×D4.5cm)(共に税込)

写真・大志摩 徹 文・松尾千鶴子

GUCCI

グッチ(グッチ ジャパン クライアントサービス)

フリーダイヤル0120-99-2177

*掲載情報は2021年5月号掲載時点のものです。

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