Gourmet

和洋のおいしいコラボ
マカロン新時代、到来

洋菓子のマカロンは、語源が「マカロニ」であることからイタリアに端を発するともいわれているが、8世紀終わり頃のフランス・ロワール地方の修道院で発祥という説もあり、起源の断定はできない。しかしながら、卵白(メレンゲ)・砂糖・アーモンドパウダーを基本材料にして焼き上げた生地を使い、中にクリームなどを挟んだ現在の定番スタイルは、1930年代のパリで誕生した。

一方、日本にも和菓子の長い伝統がある。写真の「和まかろん」は、和と洋の菓子づくりがコラボした一品。
兵庫県たつの市にて江戸時代中期に創業した老舗和菓子店『大三萬年堂』の13代目・安原伶香さんが立ち上げた新ブランド『大三萬年堂 HANARE』と、『ハイアット リージェンシー 東京』が、手を携えて生み出した。

和まかろん

種類は5つ。「大三萬年堂 秘伝あんこ×バター」「たまり醤油×キャラメル」「酒粕×ホワイトチョコレート」「しそ×ラズベリー」「白あん×柚子」。和と洋の食材が、おいしく、美しく、睦まじく、互いが互いを引き立てながら調和している。今ここに、マカロン新時代の到来。

「和まかろん」を提供しているのは『ハイアット リージェンシー 東京』(東京都新宿区西新宿2-7-2) の『日本料理 佳香』。同ホテルの『ペストリーショップ』と『オンラインショップ』でも販売。

『大三萬年堂 HANARE』の店舗(東京都千代田区神田淡路町)でも購入できる。
5個入り1,500円(税抜)

写真・大志摩 徹 文・品川雅彦

日本料理 佳香

電話03-3348-1234(代表)

*掲載情報は2020年11月号掲載時点のものです。

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